保護者の方との教育相談の中で、多いのは
「家で勉強しない」
「生活習慣が悪い」
ですね。
子どもたちにとっての仕事は勉強です。
私たち大人にとって仕事は生活に必要なものですが、子どもたちにとって勉強は未来への投資であって、頑張る効果が今すぐ目に見えるわけではありませんから、それに向かわせ続けるのはなかなか難しい。
前に、生徒に勉強を家でもやるように話した時に「仕事は家には持ち帰らない」と言われ、大爆笑した記憶があります。
確かに。
社会人か。笑
勉強をする必要を感じていない子どもにとって、必要ないことをするのは無理です。
勉強が子どもにとって必要であることを諭し続けるしかありません。
テストが終わって1週間は「毎日、勉強する!」と声高らかに宣言しても、2週間後には「そんな宣言、記憶にございません」と言わんばかりに遊びと部活に熱中。
遊ぶことも部活もやること自体は良いことなのでそれを否定する気はありませんが、毎日勉強する習慣がついている子とついていない子では累積量は半端なく違います。
それを毎日のように積み重ねさせる、それを第3者が「ついカッとなって怒鳴って・・・」とならずに繰り返し繰り返し諭し続け、勉強させ続ける。
「勉強の内容」も、「勉強へのモチベーション」も砂に書いた字と同じ。波が来るたびに消えてしまうから辛抱強く、繰り返し繰り返し。
昼は学校で繰り返し繰り返し勉強させ、夜は塾で繰り返し繰り返し勉強させる。
そういう意味では塾に行かせるコストは必要経費だと言えると思います。
もちろん、毎日、保護者の方がそばについて、勉強を見ていただけるのが一番だとは思います。ただ、私たちに預けて下さる保護者の方の思いには真摯に向き合い結果につなげていくのが私たちの仕事です。
お悩みを抱えてらっしゃる保護者の方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。