
先日、校舎の近くで交通事故がありました。
私は、高校3年生のガイダンスをしている途中でしたが、中学3年生の生徒が「人がはねられた!!」と走って伝えに来てくれました。
私は慌てて、現場に走り、惨状を目の当たりにしました。
その瞬間は「どうにかしなければ」ということだけが頭をよぎり、一緒に行った吉村先生に二次被害を避けるための交通整理を任せて、駆け寄って状況を確認しました。
当事者が心臓マッサージをしていて、確認すると心肺が停止していました。
当事者の心臓マッサージが適切でないと判断したので、変わってもらい、以前習った心臓マッサージを行いました。
合間に何度か確認したら小さいですが、鼓動が回復したので、そのままマッサージを続けました。
救急車とレスキューが到着したので、入れ替わってもらい、私はそのままガイダンスに戻りました。
教室に戻ってした瞬間から腰が抜け、手が震え、自分がパニックになりそうでしたが、その時から時間が経つにつれ、もっとこうできたのではないか、自分がしたことが余計なことだったのではないかと、いろんな気持ちになりました。
昨日、感謝状をいただきました。

人が生きている。ただ、それっぽっちのことがどれだけ大事なことなのか。
生徒たちに伝えたい。
生きていることは大事なこと。
それと、何かあった時に傍観者ではなく、何か出来ることを探して手を差し伸べる。そんなことができる人になって欲しい。
そう思った、昨日でした。